「VP Authoring Studio II」の可変データ定義ツールは、マルチファイル、マルチレコードに対応しています。
出力ページと入力ファイル・入力レコードを画面で関連付け設定させながらマルチページ印刷を実現させます。
レコード読み取り時の複雑なフィールド条件判定、繰り返しなどの読み取り制御などもプログラミングを行うことなく設定が可能です。
また、通常のテキスト形式ファイルの他に、バイナリファイル、データベース、Excelファイル、さらにホスト形式のファイルを直接コード変換しながら読み取ることができます。
入力ファイル定義
対象となる入力ファイルは、複数のファイルを一括して設定することが出来ます。また、ホスト形式ファイルの場合は、ホストフォント専用の文字コード変換リスト、外字コード変換リストを指定することが出来ます。設定された内容は「設定をテスト」で実行確認が可能です。
出力ファイル定義
可変データ定義ツールでは、レイアウトオブジェクトへ割り当てる可変データを編集する以外に、入力ファイルを編集しながら別のファイルを生成する「ファイル変換ツール」としても使用出来ます。
この場合、変換する出力ファイルを登録してこのファイルに編集したデータを書き込みます。ホスト形式ファイルのテキスト変換や、入力ファイルを別の構造に変換したい場合などに使用出来ます。